約 2,737,648 件
https://w.atwiki.jp/sgxdhikoushiki/pages/1423.html
ボイス/暁切歌(IF・アンドロイド) システムボイス ミッションボイス →極ボイスは図鑑/暁切歌から システムボイス 基本ボイス等 + ... 基本ボイス1 人工知能搭載ヒューマノイド型アンドロイド、暁切歌デス! よろしくデス! 基本ボイス2 あたしは、調に作られたアンドロイドデスから、調はあたしのご主人様デス! 基本ボイス3 あたしには、108の便利機能が搭載されているデスよ! この機能を駆使して、調をサポートするのが、あたしの役目デス! 基本ボイス4 さてさて、調はどこにいるデスかね~。 時間帯ボイス + ... 朝1 調、もう朝デスよ! 「あと5分」って、それ5分前も言ったデス! 朝2 この暖かい日差しを全身に浴びる…最高に気持ち良いデス! そして充電もされていくデス…。 昼1 フッフフ~ン♪ お掃除にお洗濯、完了デース! 次は調の昼食作りデスね。 昼2 調! 面倒だからってカップ麺ばかり食べるのは駄目デス! 夜1 そろそろお夕飯の準備をしないとデスね。 夜2 調はまだ仕事中デスか…体壊さなければ良いデスけど…。いや、それをサポートするのがあたしの役目デス! 深夜1 ふー、今日はもうおしまいデスねー。いつもの日課を終わらせて、あたしもおねんねするデスよ~。 深夜2 なななんと! 調がまだ仕事をしてるデス! こうなったら、この絶対安眠フレグランスで強制的に寝かせてやるデス! 季節限定ボイス + ... 春1 春2 夏1 夏2 秋1 秋2 冬1 調が布団ぐるぐる巻きで、ダンゴムシっぽくなってるデス…。 冬2 こんな寒くて、調が風邪ひかないか心配デス! よし、あったかいものでも作って、調に持っていくデスよ! 記念日 + ... お正月1 節分1 バレンタイン1 ひな祭り1 ホワイトデー1 エイプリルフール1 端午の節句1 七夕1 海の日1 ハロウィーン1 クリスマス1 大晦日1 カード育成関係 + ... 上限解放1 ミッションボイス バトル開始時 + ... 通常1 通常2 通常3 通常4 ボス1 ボス2 ボス3 立花響1 風鳴翼1 クリス1 マリア1 月読調1 天羽奏1 未来1 セレナ1 掛け合いver 立花響 風鳴翼 クリス マリア 月読調 暁切歌 天羽奏 未来 セレナ サンジェルマン カリオストロ プレラーティ バトル勝利時 + ... 通常1 通常2 通常3 通常4 通常5 ボス1 ボス2 立花響1 風鳴翼1 クリス1 マリア1 月読調1 天羽奏1 未来1 セレナ1 サンジェルマン1 カリオストロ1 プレラーティ1 掛け合いver 立花響 風鳴翼 クリス マリア 月読調 暁切歌 天羽奏 未来 セレナ サンジェルマン カリオストロ プレラーティ その他戦闘中 + ... 敗北1 敗北2 楽曲変更1 攻撃1 攻撃2 攻撃3 被弾1 被弾2 回復1 回復2 バフ1 バフ2 デバフ(与)1 デバフ(与)2 デバフ(受)1 デバフ(受)2 戦闘不能1 戦闘不能2 戦闘不能3 IF ボイス 暁切歌 暁切歌(IF)
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/93.html
Break Card [[E.G.O.]] 1F/0C [[ワーカー]]/[[アンドロイド]] 3/2/2 [[ドロー]]+1 「0715 旦那様お目覚め完了。 0720 ご朝食準備完了。 0800 旦那様出勤完了。 0820現在 清掃開始」 No.0011 Rarity C Illustrator okama Expansion 逆襲の巨蟹宮 カード考察 E.G.O.と言えばワーカー横取り。 優秀なワーカーブレイクが集うE.G.O.ならではの戦術であり、その最たるものがこのカード。 コスト無しで横取りできるのは強い。
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/54.html
アンドロイド×女の子 高度なM様 「閉鎖モード。頭部のみに出力…それじゃ、あなたの正体を言ってみて」 「自律思考型アンドロイド試験体番号RK2311748、アシモフ。製作者エンヴィオーラ・K、完成年月日25XX年2月23日」 「異常なし。出力制限解除、全身起動」 「起動命令確認。声紋認証中……波形一致率99.89%。エンヴィオーラ・K本人と確認。起動を開始します」 「おはよう、アシモフ」 「おはようございます、エンヴィ」 博士の研究室には机や椅子はない。 さして広くない部屋の床はほぼ電子機器とコードで埋め尽くされ、その上にうず高く書類と本が積まれている。 白や茶の紙の束の間からところどころ、走り書きの書かれた色つきのメモが飛び出している。大抵は博士本人にしかわからない内容だ。 開け放されたドアをノックして、ぼくは部屋の真ん中の少し開けたところに座り込んでいる博士に呼びかける。 「エンヴィ。ホットミルクをお持ちしました」 「……ん。ありがと」 彼女は顔を上げずに答える。右手は絶えず端末に情報を打ち込み、左手は書類をめくっている。 モニタに顔を近づきすぎているせいで、もともと小さな背中がさらに小さく見える。ぼくは後ろに立ってモニタに映されたものを見る。あまりに見慣れた画像だった。 「また僕のデータですか」 「うん。やっぱりどこにも異常が見当たらなくて…あ、置いといて。あとちょっとだから」 ぼくは彼女の言うちょっとを決して信じない。片手にマグカップを持ったまま、博士の肩を押さえる。彼女の顔が咎めるように僕のほうを向く。紙みたいに白い肌にクマが浮かんでいる。 「アシモフ」 「休んでください。あなたには休養が必要だ」 「大丈夫だよ、このくらい」 「昨日からずっとそうしてるじゃないですか。どうか根を詰めすぎないで、エンヴィ」 博士は観念したように息をついて、肩の力を抜く。充血した大きな双眸が閉ざされる。やっと14歳の少女らしくなった顔に安堵しながら、ぼくは彼女の肩を確かめるように撫でる。 三日前、初めて連れていかれた研究発表会でぼくが動作不良を起こしてから、彼女は躍起になってぼくの体を調べている。 いくら調べても、全身のどの部分にも、思考回路にも、何の異常も見つからない。今までぼくが不具合を出したことはそれまで一度もなかったこともあって、博士はひどく戸惑っていた。 異常がなくて当たり前だ。稀代の天才である彼女が細心の注意を払って作り、手間を惜しまずに調整してきたぼくに、欠陥などあろうはずもない。 彼女は、何も悪くないのだ。 「アシモフ、私は悔しいの」 湯気を立てるミルクをちびちびとすすって、博士が言う。 「親バカって言われても、私、あなたほど優秀なアンドロイドは他にいないって断言できる。 私の助手役なんかに収まってちゃだめ。あなたはもっと広い世界に認められるべきなんだから」 時折彼女はこうやって思い出したようにぼくがいかに優れているかについて誇らしげに語る。自分自身に言い聞かせているようでもある。 ぼくはそれに決まり切った答えを返す。 「ありがとうございます。あなたにそう言ってもらえて誇りに思います。 でも、あなたの功績のために、次の会にはトラブルばかりのぼくより、他の機体を出したほうがいいと思います」 「いいえ。私はあなたと一緒に頑張るわ…待ってて、すぐ問題を解決してあげる。もう誰にもあなたのこと、ポンコツだなんて言わせないから」 彼女はぼくを見て柔らかくほほ笑む。 ぼくは何も言わずにその表情から目を逸らす。 ミルクを飲み終えた後、糸が切れたように眠ってしまった博士をベッドに運んでから、ぼくはコンピュータで空調を調節する。それから、古めかしい家のあちこちを掃除して回る。 季節はもう秋の終わりだ。夕刻にはまだ早い時間だが、窓から差し込む光は細長い。 玄関先にわだかまった枯れ葉を掃いていると、一人の男が門に近づいてきた。 「こんにちは。エンヴィ…クリストフさんのお宅はここですか?」 「そうです。失礼ですが、どちら様ですか?」 「申し遅れました。僕はモーリスといって、彼女の大学の同僚で……」 モーリスは途中で言葉を切って、しげしげとぼくを見る。しばらくして的を得たように、ああと呟いて、彼は言う。 「君がアシモフ君か。エンヴィから聞いてる……いや、一瞬お手伝いさんか何かかと思ったよ。よくできているね」 ぼくは、眼鏡を直して愛想良く笑うモーリスの目を見る。とび色の瞳が家電やコンピュータを見るのと同じような視線を、ぼくに浴びせている。 ぼくは敢えて無機的な表情を保ったまま言う。 「ありがとうございます。それで、どういったご用件でしょうか」 「あぁ、いや。今日、彼女と夕食をする約束をしていてね。だが早く来すぎてしまったかな」 「…生憎ですが、博士は今――」 ぼくが言い終える間際に、玄関のドアが開く。跳ねるような勢いで出てきた博士が、モーリスに言う。 「ごめんなさい、アルフレッド! 私、うっかり居眠りを…すぐに支度するから、中で待っていてくれないかしら」 「ああ、別に構わないさ。ここで待つよ」 「いけないわ、こんなに寒いのに。さあ早く上がって……アシモフ、お茶をお願いできるかしら」 「わかりました、エンヴィ…」 すぐ、と言った博士は、結局一時間以上過ぎてから降りてきた。 その間、ぼくとモーリスはいくつかの会話を交わした。ぼくは相槌を打っていただけだったので、内容はよく覚えていない。 マフラーを引っ張りながら何度も何度も謝る博士にモーリスは屈託なく笑って応じる。 下ろした髪を褒めるモーリスに、博士ははにかみながら礼を言う。 「それじゃ、22時頃には戻ると思うから。もし遅くなったら、鍵をかけておいてね」 ぼくは並んで歩く二人を見送る。その姿が門の前から下る坂の先に消えてから、家の中に引き返す。 乱暴にドアを閉める。目を閉じると、長身のモーリスの隣で、緩く巻かれた博士の髪が揺れる映像がちらついている。 どのくらいそうしていたかわからない。照明も点けないまま、すっかり暗くなった家の玄関で、ぼくはドアの向こうからかすかな足音を聞く。 二人分だ。話し声も聞こえる。ぼくは徐々に近づいてくるそれに聴覚センサーを集中する。 「送ってもらっちゃって、ごめんなさい」 「いやいや。今日はすばらしかったよ、エンヴィ」 「私こそ。素敵な時間をありがとう、アルフレッド」 「……さっきの話だけど…やっぱり、大学に戻ってきてくれる気はない、かな」 「ごめんなさい…私、今は…自分の研究に専念したいの」 「…また、彼か」 モーリスが深々と溜息をつくのが聞こえる。 「研究に対する君の熱意は、よくわかるよ。けれど、学会でも、僕の前でも、彼は――あのアンドロイドは、全く感情の兆候を示さなかったじゃないか」 「いいえ。アシモフは私に感情を見せてくれたわ。表情だけじゃない感情の動きをね。彼は確かに生きた心を持ってるのよ」 「エンヴィオーラ。確かに君は天才だ。僕にはたどり着くことのできない領域にだって、君はやすやすと足を踏み入れてしまう。 だけど、完全に自律した思考回路と人格を持つアンドロイドなんて、数世紀も昔の空想だよ」 博士は何も言わない。 モーリスはもう一度息を吐いて、言う。 「…僕はいつでも君からの連絡を待っているよ。その才能は、こんなところに残しておくにはあまりに惜しい」 「……あなたは私を買被りすぎよ、アルフレッド…おやすみなさい」 「ああ、おやすみ」 一人分のゆっくりと足音が離れていく。 残された一人が動き出す。 ぼくはすばやく扉から身を離して、静かに廊下を進む。突き当りにある研究室に滑り込む。 廊下に明かりが灯る。小さな足音が迫る。 「アシモフ?アシモフ、どこ?」 博士の声が聞こえる。ぼくは返事をしない。 研究室のドアが開く。 暗がりに立ち尽くしたまま、ぼくはぼんやりと目を見開いた博士の顔を見る。 「おかえりなさい。ずいぶん早かったんですね」 「え?ええ…さっきの解析結果の続き今日中に仕上げたかったから」 博士は電気をつけて部屋の中に歩み入る。ぼくは反対に出て行こうとする。と、彼女に腕を掴まれる。 「待って。どこに行くの?」 「空調の起動ですよ。約6時間程停止していましたから」 「停止って……アシモフ、あなたどうしたの? どこか、具合が悪いの?」 「具合ですって? アンドロイドにそんな言葉をかけるなんて、ナンセンスだな」 「アシモフ」 珍しくきつい口調で、博士がぼくを呼ぶ。 ぼくはわざと口元を歪めて、言う。 「別に、間違っていないでしょう。ぼくは機械でできてるんだから――それはあなたが一番よく…」 強く体を曳かれて、ぼくは少し前のめりになる。そうしてやっと、ぼくより頭一つ小さい博士と視線が合う。 怒っているというよりは悲しそうな目で、彼女はぼくを射抜く。 その瞳がみるみる涙で潤っていく。 「どうして、自分のことをそんな風に、ただのモノみたいに言うの。あなたには心があるのに。痛みを感じるのに。どうして、自分の心を痛めるようなことを平気で言うの」 「エンヴィ」 「どうして…」 俯いた博士の顔がぼくの胸に押しつけられる。冷え切ったぼくの体の上に、温かな滴が落ちていく。 ぼくはしばらく空に手を彷徨わせてから、細い両肩に置く。 自分の指が彼女から熱を奪っていくのを感じながら、言う。 「ごめんなさい、ぼくが間違っていました。 だから、どうか泣かないでください」 ↑ 名前 コメント すべてのコメントを見る タグ … 主従 人造 人間♀ 非エロ
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/2851.html
Break Card イレイザー 1F/1C [[アンドロイド]]/[[モンスター]] 2/4/2 チャージ1 ≪プレイヤー全て≫は、プロジェクトカード・ファストカードの効果を受けない。 No.2491 Rarity UC Illustrator okama Expansion 正義の鼓動 カード考察
https://w.atwiki.jp/coolpa/pages/1239.html
http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1127239766 「冷酷無比のパラノイド・アンドロイド」って何ですか? 【質問】 silentmajority2008519さん 「冷酷無比のパラノイド・アンドロイド」って何ですか? 質問日時:2009/6/14 13 47 22 【回答】 saerasierraさん ニコニコ動画の投稿者で喫煙飲酒不倫を犯した中村イネと 彼の不倫相手である柏木志保(漫画家・矢吹健太朗の元妻)を 糾弾する人々が名乗っている名前です。 詳しくは「冷酷無比のパラノイド・アンドロイド」を検索すれば出てきます。 回答日時:2009/6/16 00 21 29
https://w.atwiki.jp/pawapokerowa/pages/223.html
アンドロイドは笑わない◆7WJp/yel/Y そこは真っ暗な、何も見えない闇の中だった。 俺はそんな場所をうろうろと彷徨うように歩いている。 何処に向かっているのか、それが俺自身にも分からない。 しかし、何も見えないというのに不思議と俺は淀みなく歩いている。 足場も見えなければ一寸先も見えたりはしない。 ――――段差があるかも、壁に当たるかも、ひょっとしたらこの先は落とし穴があるかも。 そう考えると、急に恐怖を覚えた。 今まで何の警戒もなくすいすいと動いていたのが嘘のように動けなくなった。 立ち竦む、とは今の俺の状態のようなことを言うのだろう。 闇の中がこんなに怖いなんて思わなかった。 一歩も動けない、この先は底のない落とし穴があるなんて根拠もなく考えてしまう。 脚がすくんで、動けないまま何分経っただろうか? ほんの数分だったような気もするし、一時間も立ち尽くしていたような気がする。 そんな時に俺の耳に一つの音、いや、声が聞こえた。 「……東さん」 聞き覚えのある声、この声は誰だったろうか。 俺はゆっくりと、怯えの入った表情のまま振り向いた。 「痛いですよ……東さん、東さん……」 「甲子、くん……」 「痛い、痛いんだよ……痛くて痛くて……どうにかなってしまいそう……」 そこに居たのは、死んだはずの甲子園児だった。 ただし、その姿は俺が最後に見た甲子の姿ではなかった。 眼球は醜く飛び出し、腹はどす黒い色をした液体に染まり、身体のあちらこちらが泥で汚れている。 だが、何よりも違っているのは、彼の右腕が綺麗になくなっていることだ。 「東さん……東さん……!」 その姿に対して恐怖を怯えるよりも早く、同情を覚えるよりも早く、俺は自己嫌悪を覚えた。 あの時、甲子を追っていれば、レッドの言う通りにして居れば。 そのことに関する後悔は尽きない、甲子には謝っても謝りきれない。 「気にすることはありませんよ、東さん。ここでは人が死ぬことは『普通』なんですから」 そんな俺に追い打ちをかけるかのように、野丸君が目の前に現れる。 その顔に卑屈に嘲っているようにも見えるし、優越感に浸っているようにも見える。 ただ一つ言えるのは、野丸のかつての笑顔とはまるで別物だということだ。 「だから東さんも殺しましょうよ、逃げるよりも楽ですよ?」 「嫌だ! 俺は……俺は……!」 そんな声なんて聞きたくない、と言わんばかりに耳をふさいでうずくまる。 ひょっとすると、みっともなく涙を流しているのかもしれない。 キャプテンとして弱みを見せなかったあの時とは大違い。 まるで子供だ。 「大丈夫ですよ、東さん」 この声は――――! そんな時に、聞き覚えのある声に振り返る。 もっとも親しかった後輩、ヒーローが主力となったチームで腐らずに努力を続けた男。 そして、この場に同じくして連れてこられてしまった男。 振り返るとそこには――――― ____ /__.))ノヽ .|ミ.l _ ._ i.) (^'ミ/.´・ .〈・ リ .しi r、_) | ヒーローはわしが育てた | `ニニ' / ノ `ー―i ◆ ◆ ◆ 「うわぁ!!!?」 ガバッ! と空気を裂いたのではないかと見間違うほどの素早さで、東は俯いていた顔を大きく上げた。 荒い息を吐きながら辺りを見回す。 ここで東は自分が夢を見ていたことにようやく気づく。 軽く頭を振って意識を覚醒しようとすると、いつもより少し視界が高いような気がする。 落ち着いてくると、謎の生き物――――ほるひすに背負われていたことに気づいた。 周囲にはほるひすを含めて七人、東の意識がある時よりも確かに増えている。 若い女が三人、若い男が二人、老人が一人、そしてほるひす。 あまり共通点の少ない七人だ。 気になることと言えば、後輩の湯田に似ているモグラーズのユニフォームを着た男が居るぐらいだ。 しかし、よく似ている。亀田と言う男にも、湯田にも。 「……どうした、東」 辺りを見渡している東の耳に妙な口調の高い声が聞こえてくる。 その声の主は神条 紫杏、一緒に同行していた同年代の少女だ。 妙に落ち着いた態度と冷静な口調はひどく頼りになる。 「ああ……ごめん。ほるひす、ちょっと眠って回復したから一人で歩くよ」 「あまり、無理はしない方がいい……背負っているわけでもない私が言うのも何だが」 「いや、もういい。ありがとう、ほるひす」 辺りを見渡すと橋が見える。 かなり長い間、おぶってくれていたのだろう。 表情からは疲れや感情は読み取れないが、ほるひすが『良い奴』なのは東にも理解できた。 力もあるし、信頼できる。 この殺し合いの会場で初めて出会い、これまで一緒に居ることで東は大きな信頼を抱いていた。 無口で分かりづらいが、悪い奴ではない。 それが東のほるひすに対する嘘偽りのない評価だった。 「ところで、そっちの人たちは?」 東はほるひすの背から降りて紫杏に尋ねる。 なるべく当たり障りのないように、なるべく刺激しないように。 見知らぬ人物が五人、おそらく眠っている間に仲間となった人たちなのだろう。 放送の前に出会った人たちが同じ高校生が多かったことと比べて、今回は年上が多い。 一番若そうな女の人でも恐らく二十代半ば、老人は背筋がシャキッと伸びているがかなり年だろう。 そんなことを考えていると、その中のボロボロの服を着た男が声を掛けてきた。 「えーっと、東……くん、だったかな? 俺は九条 英雄、その、なんだ、よろしく」 ぎこちない笑顔をした(ように東には見えた)男、九条を見た時、東に何か妙な感覚が走った。 何処かで会ったことのあるような、そんな気分がするのだ。 デジャビュ、慨視感と言う奴だろうか。 少し記憶をたどってみるが、心当たりがない。 だが、何処かで会ったような気は確かにする。不思議な気分だった。 (……気のせい、なのか?) 「オイラは凡田でやんす~! よろしくお願いするでやんす!」 「凡田……って言うとモグラーズの選手だった凡田選手? ……いや、でも、若いような」 「……あー、まあ、それには海よりも深い理由があってでやんすね。 でも、知っていてもらえると嬉しいでやんすねぇ」 「ほ、本物ですか!? 凄い……こうして見ると、本当に湯田君に似てるなぁ。 でも、凡田選手ってもう30を越えてたはずじゃ……?」 本物のプロ野球選手に出会えた、ということに思わず場所を忘れて興奮してしまう。 どれだけ冷静な男に見えても、やはり根は野球少年。 テレビの向こうのプロを見ると我を忘れてしまうのは仕方がないことだろう。 「……ま、それには深い理由があるんでやんすよ。詳しいことは病院で話すでやんす!」 「そうですか……」 少し謎めいた言い方に引っかかりを覚えながらも東は頷いておく。 ひょっとすると事態は残酷なだけでなく、東が考えている以上に複雑なのかもしれない。 凡田との会話が一通り終わり、次は誰と話すべきか、と思いながら周囲を見渡す。 ふと、綺麗な女の人と目があった。 少しだけ目つきの鋭い、出来る女、と言った風な女の人だ。 「……四路 智美よ。こっちは荒井 紀香さん」 「よ、よろしくお願いします」 邪険、とも取れるほどに素気ない挨拶。 東は自分が何か感に障るようなことをしてしまったのではないかと不安になってくる。 荒井 紀香なる女性は何やら等身大の人形を弄っているし、わからない二人組だと東は思った。 しかし、妙ではあるが巧妙に作られた人形だ。 関節部分も多いし、ひょっとするとただの人形ではなくからくり人形と呼ばれる類の人形なのかもしれない。 野球のユニフォームらしきものを着ているということは野球をするのだろうか? 一野球少年としては非常に気になるところだ。 そんな風に考えていると紫杏が話しかけてきた。 「東、気にするな。四路さんは最初から機嫌が悪い。 九条さんと凡田さんの知り合いということで簡単に合流できたがな」 「……そうか。ところであのお爺さんは?」 東がそう言うと紫杏は露骨に顔をしかめた。 紫杏のその表情に、東は思わずしまったと口走りそうになる。 勝手な思い込みかもしれないが、紫杏があからさまに嫌悪の情を顔に出すのは珍しいと思った。 そして、紫杏はそのしかめた顔を直そうともせずに口を開く。 「黒野 鉄斎、なんでも科学者らしい」 「おっと、違うぞ小娘! ただの科学者じゃない、わしは悪の天才科学者じゃ!」 紫杏の言葉に割り込むように黒野という老人が割り込んでくる。 その姿は見た目から察せられる年をまるで感じさせない堂々としたものだ。 背筋は伸び、眼光は鋭く、不敵な笑みを顔に張り付けている。 だが、その言葉はひどく物騒な物だった。 それと多分、この人が大声でわしと言っていたのがあの訳の分からない夢の原因だろう。 「我が悲願、世界征服への道のり一歩じゃ! 喜んで貴様ら愚物に手を貸してやろう!」 「……とまあ、変人だ。お互いの持つ詳しい情報は病院に着いてから話すことになっている」 紫杏はぶっきらぼうに答える。 どこか気に食わないところがあるのか、と聞こうとも思ったがそのような雰囲気でもないのでやめた。 しかし、どうにも空気が重い。 こんなふざけた状況での急造の集まりということもあるのだろうが、如何せんなんとか和ませたいところだ。 だが、年上の人間ばかりの状況で上手く場を和ます手段は東は詳しくない。 キャプテンや生徒会長として活動した経験ことから自分から引っ張っていく手段はそれなりに知っている。 だが、相手が大人の場合でもそれは通じるのか、と言われればまた別だ。 (……ここは黙っておこうかな) 「おお、そうだ若造」 東がそう判断した瞬間、黒野鉄斎が話しかけてきた。 まさか、黒野に話しかけられるとは思っていなかったのか思わず焦りを見せてしまう。 だがそんな東の事情は知らんと言わんばかりに大いに語り始める。 「中々良い身体をしておるな、どうだ? 『怪人』になってみる気はないか?」 「怪人……ですか?」 「そう、怪人じゃ。人を超えた存在、と言えば分かりやすいの」 「……すみません、遠慮しておきます」 「そうか! まあ、気が向いたら話を聞きに来るといい!」 「……博士、戯れはやめてくれ。東は怪我人だ」 紫杏が横やりを入れる形で黒野に釘をさしたおかげで、東はある言葉を飲み込めた。 恐らく、世界征服をたくらんでいる黒野の機嫌を損ねただろうから。 ――――できれば怪人でなく、ヒーローになりたい。 ずっと思っていたことだ。 もし、自分がヒーローのような存在ならば、と。 ヒーローならば、レッドのように強ければ甲子や平山は死ななかったはずだ。 何せヒーローが二人もいることになるのだから、死ぬはずがない。 そして、野丸も止めれていたかもしれない。 もっと、もっと自分が頼りになれる存在で、もっと強ければ。 そんな風に無いものねだりをする自分が少し嫌になり、東は顔を横に向ける。 そこに、一人の少女が見えた。 その少女はけらけらと顔をゆがめながら、手に持った仰々しい鉄の塊に手をかけて―――― 「危ない!!!!」 そこでようやく頭と身体が働いた。 あの少女が持っているのは機関銃、そしてあの少女はこちらに向かって撃とうとしている。 東は大声で注意を促した。 他にも九条と四路は気付いていたらしく、素早く周囲の人間の手を取りながら物陰に移動する。 幸い、幾つか倉庫のような建物が並んでおり簡単に隠れることができた。 その僅かな後に何発もの銃弾が発射される音が響き渡った。 もしも、九条や四路が気付かずに物陰に隠れることができなかった。 「なっ――――!?」 少女は見た目からは想像出来ないほど俊敏な動きでこちらに迫って来ていた。 銃は撃たずに、物陰に隠れさすことで数を減らす。 最初の攻撃は威嚇、当たって殺せればラッキーと言ったところなのだろう。 フェイク、そう気づくのに時間がかかりすぎた。 「あははは!」 狂ったように笑いながら、少女は銃を撃つ。 撃った方向は東とは逆、九条と凡田、黒野が居る方向だ。 完全に背を向けたわけではない、こちらにもある程度は対応できるような姿勢を取っている。 恐らくこれは威嚇、遮蔽物が多いこの場所では当たらない。 本当の目的はこちらを錯乱させるための射撃だ。 だがしかし、確かに隙は存在する。 (……今だ!) 恐らく少女は逆の方向の人間は逃げると予想していたのだろう。 普通の人間なら殺せるチャンスよりも生きるチャンスを選ぶ。 全くおかしくない考え方だが、今の東は普通ではなかった。 さらを逆上させ、甲子と平山を死なせ、野丸が殺し合いに乗ったというのに止めることができなかった。 もう後悔はしたくない、その気持ちだけが東を動かす。 だから、端から見れば無謀と思える行動だが、東は満身創痍の身体を動かしていた。 「ひゃっ!?」 東は羽交い絞めの形で女の子を抑え込むことに成功する。 少女の可愛らしい声に一瞬力が抜けそうにもなるが、なんとか固定する。 だが、じたばたと東の胸の中で暴れる少女の衝撃で身体に強い痛みが走る。 「くぅ……ぁぇあ!」 「あ!?」 苦痛に襲われながら、気合いを腹の底から振り絞るように言葉になっていない声とともに膝で少女の右手首を蹴りつける。 思いきり蹴りつけたから、かなりの痛みを覚えた筈だ。 強く握っていたにも関わらず落してしまったことはかなりの痛みだっただろう。 自分の年の近い少女を痛めつけた、ということに多少の罪悪感を覚えるが頭を横に振って甘い考えを振り払う。 これは仕方のない処置だ。 足元に落ちた機関銃を思いきり遠くへと蹴飛ばす。 万が一にも機関銃を再び使われないための配慮だ。 ただ、そこで安心したのが悪かった。 僅かにも力を抜いてしまったのだ。 僅かとはいえ体の自由を取り戻した少女が、さらに強く暴れ始める。 胸から伝わってくる衝撃が怪我のある左腕に響き、思わず拘束を緩めてしまう。 「……!」 その隙を少女は逃がさなかった。 素早く東から離れながら、手を背後のデイパックに伸ばす。 すると、驚くほどの速さで立ち去って行った。 「あ……」 「東、大丈夫か?」 既に機関銃を回収した九条と紫杏が駆け寄ってくる。 それに凡田、黒野が続き、智美と紀香は相変わらず一歩引いた形でこちらを眺めている。 「すみません……逃げられました」 「気にするな、俺たちが出遅れたのも原因なんだ」 九条はばつが悪そうな顔をしながら、東を慰める。 そして、機関銃をぽんぽんと軽く叩きながら少女が逃げて行った方向を眺めた。 「とりあえず、放っておくわけにはいかないな。 俺が追うから、皆は先に行っておいてくれ。あんまり刺激するわけにもいかないしね」 九条は平然と言い放ち、機関銃を東に手渡す。 恐らく機関銃を持って紫杏たちと一緒に病院へ行け、と言いたいのだろう。 だが、東も素直に従える状態ではなかった。 全く役に立っていない、それどころか二人もの人間を死なせてしまった。 そして、あの少女に自分の対応の失敗で芳槻さらを暴走させてしまったことも思い出させる。 もうあんな感情を抱きたくない、今度こそ救ってあげたい。 真面目で人の良い東は死に怯えるよりも、人を助けたいという気持ちが強かった。 「俺も行きます!」 「……東?」 「俺がもっとうまくやっていれば、あの子とは今ここで話が出来ていたかもしれません。 だから、俺がなんとかしたいんです」 「しかしだな、東。お前は怪我が……」 東の言葉に紫杏が反応する。 確かに東の怪我は酷い、なるべく早く処置すべきだろう。 だが、九条は紫杏に諭すように腕で東と間に遮るように伸ばす。 「分かったよ、一緒に行こうか」 「……九条さん?」 その言葉に紫杏は厳しい目を九条に向ける。 激昂しているわけではない、ただふざけたことは言うなと冷たく訴えているのだ。 九条はその紫杏の厳しい視線を真正面から受け止めて、じっと見つめ返す。 それが数十秒ほど続いた後、紫杏が先に折れた。 ふう、とため息をついて背中を向ける。 「じゃあ、行こうか。東、くん」 「はい!」 言うが早いか、東は機関銃を持ったまま走り出す。 その行動の速さに感心しつつも、危うさを覚える。 九条は東の素早い行動を眺めながら、凡田へと向き直る。 「……凡田くん、ほかの皆を頼むよ」 「分かったでやんす」 「俺も東……くんと一緒に行ってあの子を止めるよ。男は若い君一人になるけど、構わないね?」 「構わないでやんすよ。でも、無理はしちゃダメでやんすよ」 「ほるひすだよ」 「そ、そうだったな、ほるひすも居たな……とにかく、頼んだよ!」 凡田はそう言うと他の五人を連れだって逆方向、病院へと向かって進み始めた。 ギターを背負って東の後を追おうとする九条。 まだ高校生ほどの少女が殺し合いに喜んで乗っている、とは考えづらい。 恐らく錯乱したか、恐怖で襲わざるを得なかったか。 そんな少女を保護してやらなければいけないと、どちらかと言うと善人の九条は考えていた。 あまり大人数で圧迫するように探索するのは良い手ではないだろう。 「そうじゃ、若造。これを持って行け」 そんなところを、黒野に引きとめられた。 振り返ると、少し面白くなさそうな顔をした黒野が立っている。 その手には手のひらに収まる程度の大きさのスプレー缶が握られていた。 外見から中を察することはできないが、黒一色の缶はひどく物騒な印象を与える。 「うぉっと……こいつは?」 「催涙スプレーじゃ! ……どうも、貴様は傷つける相手を選びそうな性質じゃからの。 こいつなら死ぬことは絶対にない、安心して使うといい。 それじゃぁの! 生きてまた会おうではないか!」 「……はは、縁起が悪いことを言いますね」 九条はおかしそうに笑いつつ、何処かに懐かしそうに目を細めてスプレー缶を受け取る。 何度か指先でスプレー缶を遊ばさせながら、黒野に軽く頭を下げる。 後ろ向くと東はとっくに少女を追って目の届かない場所へと行っていた。 深い息を吐いて、顔を引き締める。 懐かしさにやられそうだったが、ここで気を抜いては行かない。 こんなふざけた物は抜け出して、笑顔で帰る。 九条には待っている人が居るのだから。 そして、志を新たに一歩を踏み出した瞬間。 パンパンパン! 後方からタイヤがパンクしたかのような乾いた音が三つ響いた。 「……博、士?」 振り返ると、そこには一人の男が地面に突っ伏していた。 仰々しい黒いマントと、髪が覆いきれていない頭部。 九条の知る限り、最も死にそうでなく、殺しても殺せないような人間。 自称・悪の天才科学者――――黒野 鉄斎の姿がそこにあった。 ◆ ◆ ◆ 東は走っていた。 少女を止めるために、二度とあんな悲しい思いはしないために。 絶え間なく痛みが襲いかかる身体で走っていた。 息が荒い、走ることがこんなに辛いのは初めてだった。 「居た……!」 だが、その甲斐もあってか少女の姿を見つけることは比較的早く出来た。 安堵と警戒を同時に抱くという奇妙な経験をしながら、東は大声で少女へと 「君!」 少女は止まらない、振り返り僅かに恐怖を覗かせる顔が見せただけだ。 怯えていると判断して、ようやく東はそこで自分が機関銃と言う凶器を持って走っていることに気づいた。 確かにこれを持って追ってくる男が居れば恐怖を感じるだろう。 これは捨てた方がいい、東は素早く地面へと機関銃を投げ捨てる。 「待ってくれ! 俺は君を殺すつもりなんてないんだ!」 「……!」 「ほら、機関銃も捨てた! 信じてくれ!」 殺しにきた少女に向かってこんなことを言うのは妙なことだと思いながら、東は叫び続ける。 あの怯えたように見えた眼から、少女は本気で殺し合いに乗っていない。 東は本気でそんな風に考えていた。 「……ホント、ですか?」 「本当だ! だから……話をしてみないかい?」 東の顔と転がった機関銃を交互にちらちらと見ている。 それを何度も何度も繰り返した後、恐る恐る、しかし確かに東の方へと歩みよってくる。 その姿にほっと溜息をついて爽やかな笑顔を作る。 「俺は東。君の名前は?」 「私の名前は……」 「名前、は?」 東が優しく聞き返した瞬間、少女は姿を消し――――腹部に衝撃が走った。 膝が折れ、地面へと崩れ落ちる東。 何が起こったのか理解できない。 少女が消えたと思ったら、ヘソのあたりにしびれるような衝撃が走り、まるで金縛りにあったかのように身体の自由を失った。 ただ、疑問だけを顔に張り付けて、唯一自由の効く首を餌にがっつく鳩のように動かしている。 「……ッハ」 「?」 「ハッハハハッハハ!」 おかしそうに笑いを上げる少女。 その手には黒い髭剃りのようなものが握られている。 髭剃りと違うと言う点と言えば、先端の両端に短すぎる棒のようなものがつけられ、びちびちと水が沸騰しているような音を出している。 そこで、東にもようやく茜が攻撃を仕掛けてきたということに気づく。 東には知る余地もないが茜は『アップテンポ電波』で瞬発力を上げ、手に持ったスタンガンを出力全開で東へと押しつけたのだ。 当然、身構えもしていなければ、特別な装備もしてない。 だから、東はここまで。 今の茜に機関銃はない、迷うことなく追い討ちをかけてくる。 と言っても殴りかかったわけでも踏みつけてきたわけでもない。 優しく触れてきただけ。 ただ、それがスタンガンで、出力は最大で、場所が首筋なだけ。 今度のスタンガンによる攻撃が奪ったのは東の体の自由だけでなく、意識も失った。 ◆ ◆ ◆ 寝転がった東を眺めながら、茜はどうするかをしばらく考え込むように上を向いた。 軽く考えて思いついた方法は二つ、スタンガンを当て続けるか、機関銃を使って殺しきるか。 機関銃は音が響く。仲間が来てまたあんなことになるのは避けて置きたい。 そこで、東の腰の部分についたベルトに目が行った。 その瞬間、茜の頭にピンとアイディアが来た。 思えば、東には借りがあった。 まだ右手がビリビリとしびれている、この借りは返さなければいけない。 となると、なるべく苦しい死に方だ。 茜は素早く東のベルトを抜き取り、その長さを確認するように手を滑らせる。 十二分に首を絞めれる、それを確信すると茜はにんまりと顔をゆがめた。 「では……」 地面に転がる東へと跨り、ベルトをゆっくりと首の下へと潜り込ます。 そして、潜り込ませたベルトの両端を掴み取りサイズを合わせる様にベルトを巻いていく。 ゆっくりと、甚振るようにじりじりと締めていく。 留め金がうなじについた時、ようやく思いっきり引っ張りこむ。 すると、東の身体は眠っているはずなのに非常に面白いことになった。 口内から唇が突き出され、瞼から眼球が今にも飛び出そうなほど目を見開いている。 涎も吹き出し、目からは涙、鼻からも液体、匂いが急激にきつくなったことから尿も出たのだろう。 「……汚い」 茜はまるで下世話なテレビの内容への非難のような気軽さで吐き捨てる様に呟く。 ここまで追い込むと、身体が勝手に再び暴れられては困る。 茜は再びスタンガンを首筋へと押し付ける。 ただし、今回は出力を弱めて、体の自由をなくす程度の電流で。 これを何度も繰り返す。 茜の弱い腕力で締め落とし、暴れる気配を見せればスタンガンを当てる。 何度も、何度も、何度も、何度も、繰り返す。 それを幾度繰り返したのだろうか。 覚えてきた感覚と違う感覚が来たとき、茜は頬をゆがめた。 ――――落ちた。 それを確認すると、念には念を、と言わんばかりに最大出力のスタンガンを突き付ける。 念入りに、首と左胸に当てる。 そこまでやってようやく死を確信し、茜は機関銃を取りに戻った。 【東 優@パワプロクンポケット7 死亡】 【残り39人】 ◆ ◆ ◆ そこに居たのは一人の男だった。 濃い青のスーツとサングラスが特徴的な男。 両腕に銃を持ち、腰にベルトで日本刀を固定しているひどく物騒な姿だ。 背中にもデイパック以外の何かを背負っているようにも見えるが、イマイチよく分からない。 男は再び淡々とした動作で銃に再び手をかける。 「お前ぇ!!」 パン! パン! パン! 九条の怒りの声を無視して銃声が三発、ひどく簡単に、迷いもなく、無表情に銃を撃ってくる。 その姿で確信したこの男は殺しに慣れている。 恐怖で歪んだわけでもなんでもない、この男は自分の意志で狂うことなく人を殺している。 素早く物陰へと隠れて、姿の見えない男へと向けてロケット弾を取り出す。 ここが平地でなくてよかったと心から思う、もしも隠れる場所がなければさっきの ここで退くわけにも九条もいかなかった。 あの男は危険だ、ここで排除して置いておく必要がある。 それにロケット弾と言っても物陰越し、死ぬことはない……だろう。 かなりの重傷を負うだろうが、死にはしない。 そのことが九条に躊躇いなく引き金を引かせた。 ――――――――!!!!! その瞬間、轟音とともに男の居た場所に火の手が上がった。 まるで引き金を引くことでそこに仕掛けられた爆弾が作動したのかと勘違いする程の速さ。 それでいて固定されたバズーカ砲からの衝撃は思ったより幾分も軽いものだった。 「……すご――りょ――、―れ」 あまりの威力に驚きの声を上げてしまう。 だが、その声も九条自身は聞き取れなかった。 轟音が響いた所為か、耳が馬鹿になっているのだろう。 しかし、これほどの威力ならば殺してしまったかも知れない、そう考えると妙な恐怖心を覚える。 バズーカ砲をポイと捨てて、ゆっくりとした足取りで近づく。 一発切りのロケット弾をここで使うのは早計だったかもしれない。 激昂した所為か、正常な思考を失っていた。 少し反省していると、耳も回復してきた。 ゆっくりとその音を追い空を眺めると、目を疑った。 「……なっ!?」 そこに映ったのは宙に浮いた男だった。 いや、宙に浮いた、という表現では甘いかもしれない。 それは空を飛んでいる男。そう、男は空を飛んでいるのだ。 背中に身につけた小型のロケットのような機械。 アレを使って、男は飛んでいるのだ あまりの突飛な出来事に何の反応も出来なかった。 男が空から降りながら、棒のような何かを振りかぶる。 恐らく銃、黒野を殺し九条へと向けて撃ってきたものだろう。 それを思いっきり振り下ろしてくるのをまるで他人事のように見ていた。 「がぁ……!?」 僅かに遅れて事の恐ろしさに気づき、倒れこむように男の落下点から外れる。 結果、銃による撲殺は防がれたが追撃するように蹴りを入れられる。 容赦のないそれだけで人を殺す気なのではないかと思えるほど鋭い蹴り。 内臓の奥の奥に響くような蹴りだ。 「……」 男は一切の躊躇いもなく追撃をかけてくる。 ただ、今度は蹴りなんて甘いものではない。 腰に差した刀を素早く抜き取り、切りかかってくる。 「くぅ……!」 痛む体に鞭をうち、なんとかその凶刃から逃れるために身を捻る。 既に動けないと判断していたのか、男の刀は空を切りなんとか一命を取り留めることに成功した。 だが、男はそれでは終わらない。 九条をサッカーボールだと勘違いしているのではと思うような気軽さで蹴りつけてくる。 再び腹部を襲ってくる鈍い鋭い痛み、吐瀉物をまき散らしながら必死に立ち上がる。 ここで引くわけにはいかない、九条はがむしゃらにギターを振り回した。 通常の人間よりも鍛えられた九条が振るうギターは風切り音が聞こえるほどの鋭いもの。 仕込み武器を警戒したのか、今度は男が距離を取り直す。 その隙に懐へと手を伸ばし、九条の最後の武器を取り出す。 サングラスの男も九条が何かを取り出したのに気づき、素早く距離を詰めようとする。 だが、少し遅い。 九条はその兵器を取り出し、男へと向かって投げつけた。 それはスタングレネード、音と光で相手を麻痺させる兵器。 耳をふさぎ、情けなく灰原に背を向け、それを起動させる。 それは、まるで孔雀が畳んだ羽を広げるように、空中へと一瞬で広がっていく。 範囲はそれほど広くはない、多めに見積もっても五メートルあるかないかだろう。 しかし、灰原のサングラス越しにも僅かに効果があったらしく、僅かにだが光を嫌う吸血鬼のように前かがみになる。 イタチの最後っ屁と言われるかも知れない。だがしかし、僅かな間で十分だった。 ボロボロになったギターを杖代わりにして体勢を保ち、通さないと言わんばかりに歯を食いしばって睨みつける。 これでようやく同じ状態。 立っているのも辛い今の状態で、この踊る様な自然さで人を傷つけてくる男にようやく並べたのだ。 だが、それもわずかな間。 だからと言って逃げるわけにもいかない。 ここで逃げ出すと、この男は間違いなく病院へと向かい生き残った五人と東を殺す。 「……っ!」 歯を強くかみしめてギターを振りかぶる。 男は逃げて行った黒野達を追うことを諦めたのか、悠然とした態度で刀を構えている。 先ほどのような隠された武器を警戒しているのかもしれない。 生憎だがそんなものは持っていない。 文字通り残されたのはギターだけ。 かつての相棒、今は仲違いをして袂を分かった男、椿の物だ。 おかしな縁だが、悪い気分ではない。 「……」 サングラスの男は身じろぎすらせずに九条を見据えている。 スタングレネードを食らったと言うのに、それを感じさせない不気味な男。 男よりも距離の離れていた九条ですら、頭がガンガンと鳴り響き、世界がチカチカと火花を散らしていると言うのに。 不気味だ、人間味がない。 もしかしてこの男は本当に化け物なのかもしれない、そんな考えが九条の頭に過る。 男の構える刀の透きとおった刀身は陽の光を反射し、艶美に輝いている。 そして磨かれた鏡のような刀身とは対照的に、男のサングラスは一切の光を通さずに奥に眠る瞳を露にしない。 サングラスの男が刀を正眼に構える。九条がギターを身体の前へと翳すように突き出す。 お互いが武器を構え合った状態での膠着は、一瞬だった。 九条が一歩踏み出す。男が刀を担ぐような構えに構え直す。 九条の狙いはギターをバットのように使い、男のこめかみへと叩き落とすこと。 リーチを考える必要はない。正確に言うならば、そんな暇はない。 サングラスの男のスピードは異常の一言だった。 九条が先に一歩踏み出したはずなのに、男はいつの間にか懐に居る。 次に見えたのは銀色に淡く輝く鋭い何か、それは直線で喉へと向かってくるためか刀だと認識はできなかった。 首筋に鋭い痛みが走る。 喉を切られた。喉を貫かれた、ではなく、喉を切られた。 まばゆく輝く刀身を九条の喉に触れ合わせてから引き抜いたのだ。 だが、まだ動ける。 九条は自らを鼓舞し歯を強く噛みしめて脚を踏み出す。 ギターを右腕一本で振うが、それ自体は簡単に避けられる。 それでいい、スウェーをするように逃げさすのが元々の九条の狙いなのだから。 (……こいつも連れて行く!) 左腕の裾に隠していた銃剣を取り出す。 朦朧とした頭と、ゆらゆらと揺れる視界だがこの距離なら外さない。 左腕を伸ばし、奴の腹へと思いっきり突き刺す。 「なっ……!?」 「……腹は急所だ、装甲で覆っている。銃剣程度では第三世代の装甲は貫けん。 ましてや、ただの人間の膂力ではな」 九条の左手首に手刀を落として銃剣を落とす。 だが、そんなことに意味はない。 九条は既に虫の息だ、なにせ喉を貫かれたのだから。 痛みによるショック死をしなかったのは、この男を止めるという意志のため。 しかし、それも失敗に終わった。 九条を立たせる理由はここで消えたのだ。 だから、銃剣を持たせていても何の危険もない。 それでも左手首に手刀を下したのは灰原の機械のような冷静さによるものだ。 「ちく……しょう………!」 その名にヒーローという単語を持った男の最後の言葉は、怨嗟の言葉だった。 目の前に居る男に届かなかったことに対する悲しみ、むざむざと黒野を殺させてしまったことに対する苦しみ。 そして、男を止めることすらできなかった無力極まりない自分への怒り。 だが、様々な感情を持った怨嗟の言葉はサングラスをつけた冷たい男には届かない。 男は笑わない、涙を流さない、苦しまない。 なぜなら彼はアンドロイド、命を持っただけの人形だから。 こうして、ロマンを声高に語るドンキホーテは声の届かないコッペリアに殺させた。 結局、彼はヒーローではなかったのだ。 全てを救い、皆を笑顔にし、悪人すら改心させる。 そんな、子供の憧れではなかった。 彼はただの夢追い人。 過去も未来も関係ない、ここに居る彼は、ただの夢追い人だった。 【黒野 鉄斎@パワプロクンポケット8 死亡】 【九条 英雄@パワプロクンポケット9 死亡】 【残り37人】 【F-6/一日目/午前】 【荒井紀香@パワプロクンポケット2】 [状態] 全身のところどころに軽い火傷、体力消耗(小) [装備] なし [参戦時期] 紀香ルート・2年目クリスマス [道具] 支給品一式、野球人形 [思考]基本:二朱くんに会う。 1:目の前の女(智美)についていく。 2:二朱君との愛の営みを邪魔するひとは容赦しないです。 3:あの女(夏目准)が二朱君を手にかけていたら仇をとる。 [備考] ※第一回放送に気付いていません。 【神条紫杏@パワプロクンポケット10】 [状態] 健康 [装備] コルトガバメント(6/7) [道具] 支給品一式、詳細名簿、ノートパソコン(バッテリー消耗小)、駄菓子数個 [思考]基本 どのようにも動ける様にする。 1:平山の言葉を伝える。 2:病院へと向かう。 3:出来ることならカズと朱里、十波には死んでほしくない。が、必要とあらば…… [備考] ※この殺し合いをジャジメントによる自分に対する訓練か何かだと勘違いしています ※芳槻さらを危険人物と認識しました。 ※島岡の荷物は、島岡を殺害した者に持ち去られただろうと判断しました。 ※小波走太一行とは情報交換を行っていません。 【ほるひす@パワプロクンポケット6表】 [状態] 表面が焦げてる、悲しみ? [装備] なし [道具] 支給品一式、不明支給品0~1 [思考]基本:ころさないし、ひともまもるよ。 1:こうし……ひらやま…… 2:びょーいんへむかう。 【凡田大介@パワプロクンポケット2】 [状態] 全身に打撲 [装備] お守り [道具] 支給品一式、鍵 [思考・状況]基本:ガンダーロボを救出したい 1:ホテルに向かいながら仲間を集める。 2:基本人殺しはしたくない。 3:九条を信頼。 4:チームメイトにH亀田がいる [備考] ※七原、真央、走太と軽い情報交換をしました。 【四路智美@パワプロクンポケット3】 [状態] 嫌な汗が背中に伝わっている。 [装備] 拳銃(ジュニア・コルト) [道具] 支給品一式、ダイナマイト5本 [思考・状況]基本:二度と三橋くんを死なさない。 1:しばらくは情報集めと人を集め。 2:十波典明の言葉を丸っきり信用するわけではないが、一応警戒。 3:第三放送までにはホテルPAWAに集まる人をどうするか方針を決めたい。 4:亀田の変貌に疑問? [備考] ※メカ亀田を危険人物を判断しました。 ※ピンクのパーカーを着た少女を危険人物と判断、作業着を着た少女を警戒。 ※探知機は呪いの人形に壊されました。 ※五人は九条と東、黒野に何があったのかは気づいていません。 ◆ ◆ ◆ ―――――このままではいけない。 もう日も高く昇り始めたというのに、まだ茜は三人(一人はロボットだったが)しか殺せていない。 こんなのでは『お兄ちゃん』に見捨てられる。 嫌だ、それだけは絶対に嫌だ。 お姉ちゃんだけでなくお兄ちゃんにまで見捨てられたら茜は生きていけない。 それは誇張でもなんでもない。 誰も居ない世界に生きている価値なんてない、『お兄ちゃん』の人形にすらなれない『妹』に価値なんて存在しない。 まるで寒さをしのぐように両手で身体を抱きしめる。 震えが止まらない。 死ぬのなんて怖くない、お兄ちゃんとお姉ちゃんに出会うまでは死んでいたようなものだ。 だから、だからこそ、お兄ちゃんとお姉ちゃんに見捨てられるのが怖い。 震えが治まったのは一時間も経った時のことだった。 「……さ、行きます!」 無理に明るい声を出して、歩き始める。 彼女は別に殺しに嫌悪も抱いていなければ、死を恐れてもいない。 ただ、依存できなくなることだけが怖かった。 【F-7/一日目/午前】 【高坂 茜@パワプロクンポケット8】 [状態] 幸せ、早く殺したい、右手首打撲 [装備] 機関銃、冬子のスタンガン@パワプロクンポケット8 [道具] 支給品一式、アップテンポ電波、予備弾セット(各種弾薬百発ずつ) [思考・状況]基本:みんな殺して幸せな家庭を取り戻す。 1:人を殺すために人の居るところへと向かう。 【冬子のスタンガン@パワプロクンポケット8】 彼女候補キャラの一人、雪白 冬子が護身用に所持していたスタンガン。 違法サイボーグの動きを止める程度の威力がある。 ◆ ◆ ◆ 灰原はパーカーを着た少女が橋を渡る姿を、刀についた血を拭いながら眺めていた。 あの少女は殺し合いを積極的に進めている。 体格には恵まれていないが支給品にはこの上なく恵まれている。 使える、灰原は瞬時にそう判断した。 先ほどのように、少女が取りこぼした人間を殺していけばいい。 一時間もの時間を潰したのも悪くない。 あの五人組は病院に向かっていた、そこに少女が向かえば一網打尽に出来るだろう。 「……」 灰原は何も喋らずに、じっと少女を観察する。 少し不用心だ、あんな大声を出して動くなど利になる行動ではない。 だが、少女が未だに殺しに積極的なのは朗報だ。 自分で動かずに他の人間を利用するのが利口なやり方と言う物。 「……」 正宗が太陽の光を反射する。 灰原は何も口に出さず、ただ少女の追跡を始めた。 後ろに残る三つの死体になんの感慨も示さず、ただ動き始めた。 【F-7/一日目/午前】 【灰原@パワプロクンポケット8】 [状態] 健康 [装備] 正宗、銃剣 [道具] 支給品一式、ムチ、とぶやつ(エネルギー切れ)、ボールオヤジ、催涙スプレー@現実 [思考]基本 優勝し、亀田の持つ技術をオオガミグループへと持ち帰る。 1:茜の後を追う形で動き、極力無駄な動きを避ける。 2:見敵必殺、ただし相手が複数いる場合など確実に殺せないと判断した時は見逃す。 3:白瀬に指示を与えたい。 4:喋るボール(ボールオヤジ)を持ち帰る。 【催涙スプレー@現実】 かけられると、辛いです。 投下順に読む 074 Where am I?← 戻る →076 首輪 時系列順に読む 074 Where am I?← 戻る →076 首輪 前へ キャラ追跡表 次へ 066 焦燥 東優 GAME OVER 071 嫉みと妬み 荒井紀香 084 砂の城 058 再会、そして再出発 九条英雄 GAME OVER 061 野望と忠誠のすれ違い 黒野鉄斎 GAME OVER 066 焦燥 神条紫杏 084 砂の城 043 ニンゲン ノ テイギ 高坂茜 091 交錯 061 野望と忠誠のすれ違い 灰原 091 交錯 066 焦燥 ほるひす 084 砂の城 058 再会、そして再出発 凡田大介 084 砂の城 071 嫉みと妬み 四路智美 084 砂の城
https://w.atwiki.jp/kubo-zemi/pages/2080.html
論評お疲れ様です(=ω=.) 最近のアンドロイドにおけるアプリはクオリティ高いね~~~ 携帯ゲーム機とのバトルが楽しみです\(=ω=.)/ -- (泉こなた) 2011-11-10 13 01 30
https://w.atwiki.jp/chaos-tcg/pages/470.html
夢見るアンドロイド HMX-12「マルチ」 読み:ゆめみるあんどろいど HMX-12「まるち」 カテゴリー:Chara/女性 作品:ToHeart 属性:光 ATK:1(+2) DEF:2(+3) [永続]このキャラ以外の自分のキャラすべてはバトル以外のダメージを受けない。 さぁ、今日もはりきってお掃除しますよ~! illust:べっかんこう VA-001 R SR 収録:エクストラパック 「OS:V.I.Pアクアプラス」 効果ダメージを無効にするキャラ。 魔王「アロウン」とは相互互換と言え、こちらはこのキャラ自身がダメージを受けてしまう。 エクストラキャラである海上訓練中「リーネ」&「宮藤 芳佳」に比べて出しやすいが、サイズが小さいため弱点が顕著となっている。
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/5086.html
Break Card イレイザー 1F/1C [[ゴースト]]/[[アンドロイド]] 2/4/2 [[ドロー]]+1 No.0562/0577 Rarity C/PF Illustrator f.s Expansion 冥烙の門 カード考察
https://w.atwiki.jp/kokohaza/pages/43.html
アンドロさんスペック表 アンドロさん基本スペック 若執事のことがお気に入りの戦術アンドロイド 構って欲しいらしくいつも遊びにいっているが、毎回天井を突き破って怒られる (本人曰く玄関というものを知らないらしい) 型番 Andriod-00 [Roid] 全高 179.6cm 全幅 62cm 重量 264.55kg 最高速度 M56(耐熱限界、バリアによる保護ありの場合はM266まで加速可能) 活動時間 約1584時間(66日間)(デチューンスペック時、フルモードでは2時間30分) イプトシップエンジン(IPTCIWP-ENGINE) 20,000,000パーツからなるオリハルリングを振動させることにより 「イプトシー粒子」(Invisible particles that can interfere with physical)を発生させる機関。 イプトシー粒子(Invisible particles that can interfere with physical) イプトシー粒子は基本的に不可視だが、集合させると物理的干渉が可能になり、質量を持つ (重量子に関与していないので重力にとらわれない) 同粒子は圧縮率に応じ熱Eと光Eを発生させる。粒子自体は物理的(場合によりエネルギーの特性も併せ持つ)なものなので 対ビームコーティング、能力演算装置「スキルアクセラレータ」、ラミネート装甲、反射鏡、ビームリフレクター 等の防御手段は有効ではない(光のような反射が効かないため) 無圧縮状態の粒子は機体の粒子演算コンピュータ、粒子圧系駆動パイプに使用され、圧縮粒子は兵装等に利用されている また、粒子圧縮率10%増加ごとに応じるエネルギーの発生量は 熱 +26.2℃ 光 +0.1lx 音 +0.01db に比例する ~武装~ ガンレイピア(Gun Rapier) 内装、下腕部分に収納 圧縮粒子を針のようにして発射する兵器、連射力が高く、粒子レーザーの長さも2mあるので、防御は難しく 対戦闘車両、機動兵器や工作任務に向いている、粒子圧縮率500% 射程3km、鉄板11m貫通 ロイドブラスタ(Roid Blast) 内装、胸部に収納 圧縮粒子を噴霧、充満させ、そこに点火レーザーを照射することにより誘爆反応を起こす 粒子を吹き飛ばしてしまえば威力を分散でき、元々の攻撃力もそこまで高くはない 対人(多対一)用、粒子圧縮率370% 射程30m、鉄板4mまで融解、爆発半径16m、角度160度 ロイドブレイザ(Roid Blaze) 内装、腹部に収納 粒子圧縮弾を前方に発射、三秒後に炸裂する、高濃度圧縮粒子を放出し、辺りを焼き尽くす 広範囲制圧用、粒子圧縮率1300% 射程318m、鉄板14m融解、範囲360x360x360度、爆発半径8m、放射熱射程300m シューティングスター(Shooting Star) 外装、背部に装備(20発) ミサイルビットによるターゲットの追跡、炸裂し破片と衝撃で殺傷 命中率がかなり高く、敵の迎撃も確実にかわすので命中性を期待できる武装 偵察および緊急破壊任務用、粒子圧縮率300% 射程13km、鉄板3m破壊、爆発範囲2m、破片到達距離90m ロイドエクスプロージョン(Roid Explocson) 内装、腹部に収納 粒子圧縮弾を前方に発射、三秒後に炸裂する、高濃度圧縮粒子を放出し、衝撃波で目標を破壊する 広範囲破壊用、粒子圧縮率1300% 射程312m、鉄板14m湾曲、範囲360x360x360度、衝撃波半径300m ロイド0ファクター(Roid 0 Factor) 内装、動力部付近に位置 能力を無効化させるフィールドを発生させる この力場の中ではあらゆる能力はジャミングされ、効果を失う 欠点は、時機の活動に支障が出ること (オリハルリングにも負荷がかかってしまう) R.F.B.S.(Roid Balrrier Field System) 内装、胸部に位置 反発バリアを発生させ、物理攻撃を防御する 反発力や斤力を利用しているのである程度の力で押し返されてしまう このほかに対非物理バリアも発生させられる パーティクルゲイン(Particle Gain) 内装、プログラム 粒子を強制的に取得、一時的に機体性能を跳ね上げる (およそ1.26倍) ロイドセイバー(Roid Saber) 外装、腰部ベルトに装備 2mのエネルギー反発ブレードを発生させ、目標を溶断、更に押し返す 近接戦闘用、粒子圧縮率2000% ロイドディメンションフォールドナー(試験兵器) 時空の歪みを発生させ触れた物質を分子レベルで違う次元に転送する アンドロ少女基本スペック アンドロイド第二世代機として開発された少女型アンドロイド 感情といったものはあまり芽生えておらず、現在学習中 アンドロさんを凌ぐスペックを有しているが使いどころを知らない 体の小ささを利用した戦法が得意で、ステルス性が高い 一方リミッタを設定すれば家庭用としても十分使える ハイブリッドタイプである 型番 Andriod-07 [Nano] 全高 151.3cm 全幅 49cm 重量 224.18kg 最高速度 M72(耐熱限界、バリアによる保護ありの場合はM341まで加速可能) 活動時間 約1584時間(66日間) 新型イプトシップエンジン(IPTCIWP-ENGINE) 60,000,000パーツからなる超摩擦度オリハル・アクティヴリングを振動させることにより 「イプトシー粒子」(Invisible particles that can interfere with physical)を発生させる機関。 初期型機関の70倍の摩擦係数を持たせることにより、桁違いの出力を得ることに成功した イプトシー粒子(Invisible particles that can interfere with physical) イプトシー粒子は基本的に不可視だが、集合させると物理的干渉が可能になり、質量を持つ (重量子に関与していないので重力にとらわれない) 同粒子は圧縮率に応じ熱Eと光Eを発生させる。粒子自体は物理的(場合によりエネルギーの特性も併せ持つ)なものなので 対ビームコーティング、能力演算装置「スキルアクセラレータ」、ラミネート装甲、反射鏡、ビームリフレクター 等の防御手段は有効ではない(光のような反射が効かないため) 無圧縮状態の粒子は機体の粒子演算コンピュータ、粒子圧系駆動パイプに使用され、圧縮粒子は兵装等に利用されている また、粒子圧縮率10%増加ごとに応じるエネルギーの発生量は 熱 +26.2℃ 光 +0.lx 音 +0.01db に比例する ~武装~ ガンレイピア(Gun Rapier) 内装、下腕部分に収納 圧縮粒子を針のようにして発射する兵器、連射力が高く、粒子レーザーの長さも2mあるので、防御は難しく 対戦闘車両、機動兵器や工作任務に向いている、粒子圧縮率500% 射程11km、タングステン鋼板32m貫通 ロイドブラスタ(Roid Blast) 内装、胸部に収納 圧縮粒子を噴霧、充満させ、そこに点火レーザーを照射することにより誘爆反応を起こす 粒子を吹き飛ばしてしまえば威力を分散でき、元々の攻撃力もそこまで高くはない 対人(多対一)用、粒子圧縮率370% 射程30m、タングステン鋼板9mまで融解、爆発半径16m、角度160度 シューティングスター(Shooting Star) 外装、背部に装備(10発) ミサイルビットによるターゲットの追跡、炸裂し破片と衝撃で殺傷 命中率がかなり高く、敵の迎撃も確実にかわすので命中性を期待できる武装 偵察および緊急破壊任務用、粒子圧縮率300% 射程13km、タングステン鋼板6m破壊、爆発範囲2m、破片到達距離90m ロイド0ファクター(Roid 0 Factor) 内装、動力部付近に位置 能力を無効化させるフィールドを発生させる この力場の中ではあらゆる能力はジャミングされ、効果を失う 欠点は、時機の活動に支障が出ること (アクティヴリング超過負荷により行動不可に陥る) R.F.B.S.(Roid Balrrier Field System) 内装、胸部に位置 反発バリアを発生させ、物理攻撃を防御する 反発力や斤力を利用しているのである程度の力で破られてしまう このほかに対非物理バリアも発生させられる パーティクルゲイン+(Particle Gain Plus) 内装、プログラム 粒子を強制的に取得、一時的に機体性能を跳ね上げる (およそ42.33倍) ロイドセイバー(Roid Saber) 外装、腰部ベルトに装備 2mのエネルギー反発ブレードを発生させ、目標を溶断、更に押し返す 近接戦闘用、粒子圧縮率2000% アクティヴステルス(Active-Stealth System) 内装、衣服部に位置 IPT粒子を散布させることにより、自機を透過 攻撃を無力化及び電波吸収、音波吸収、放射線遮断、熱遮断を行う 物理的に存在しなくなるので、あらゆる探知を無効化できる 気配がない、というアンドロイドの特性を生かしている 欠点はアクティヴリングへの超過負荷と、衣類から透けていくこと 武装はアンドロさんより貧弱だが、機動力や一撃あたりの出力でそれを上回る